Sketchup freeで奥さまの建築お手伝い

2018年9月19日建築・リノベ

仕掛中の建築設計の仕事

うちの奥さまは、一級建築士です。
以前は大手ゼネコンの建築設計部で働いていましたが、現在は勤めを辞めて家で細々と働いています。
そんな奥さまのここ数週間の仕事は、知り合いの不動産屋さんの物件の設計。細長い土地に賃貸のアパートを建てる計画です。

図面は手書き

今回の仕事、実は実際に動き出すのか不明でした。また、奥さまが、どこまでこの仕事に関わるかも少し曖昧。
それでも、奥さまは建築大好き女子なので、現場をみて、その土地に合う建物のプランを書き始めます。
ちゃんとした仕事の場合はパソコンに向かってCADソフトで図面を書くのですが、そうでないものは手書きなのだとか。で、今回は手書きの図面です。
方眼紙のような紙に器用に図面を書きます。
奥さまは、パソコン操作があまり好きではないので、この方がいいみたいです。

趣味で3Dモデルの立ち上げ

BIMという建築の専門用語を学んだばかりの私。その流れでsketchupをお試しで使い始めました。そこまでは、以前の投稿の内容です。
そんな初心者の私は、奥さまの仕事の手伝いをすることにしました。ただし、こっちは趣味なので、出来高。
奥さまの手書きの図面から、外観をsketchupでなんとなく描くのが私の仕事。超初心者なので、奥さまにはもちろん期待されてません。
でも、一応できました。しかも週末の2日かからないくらいで。

Sketchup Freeの手軽さ

奥さまは、某大学の建築家の非常勤講師なのてのもやってた事があります。そこの授業でも、sketchupの使い方を教える授業があるそうです。教えてすぐに課題をやらせるくらい、使い方を少し覚えるだけで3Dの絵が描ける。そんな便利なソフトです。しかもタダ。
インストールもしなくてブラウザ開けば使えるのです。私のように、自宅パソコンのOSが、Ubuntu linuxでも問題なくつかえます。作ったモデルはそのままクラウドのストレージで管理。
とても手軽です。

パースのスタイル変更

さらにいいところは、パースの線などのスタイルが色々選択できて、パースの雰囲気がお好みで変えられるところ。
手書き風の出来にもボタン一つで変更できます。

Sketchup free スタイル変更
右側のツールボタンの「スタイル」からパースの雰囲気を変えられる

プランの図面含めたマティリアルにパースを含める時は、CGっぽい仕上がりに。マティリアルの表紙のアイキャッチに使う時は手書きタッチのスタイルで、と使い分けできます。

期待してなかった奥さまにもたいへん重宝がられました。

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