日本のテクノロージ!National 「窓ピカ」。これ無しにはデザイナーズ物件には住めない

2018年8月12日建築・リノベ

ナショナル窓ピカ

おしゃれなデザイナー物件??!

うちの奥様は一級建築です。
そんな奥様が、18年ほど前の免許取り立ての頃に立てた自邸が、現在私が住んでいる家。18年も経っていますが、あまり古臭い感じがないのか、来るお客さんにそんなに古いようには見えないとお褒めの言葉を頂きます。
昨日は、リホーム会社の飛び込み営業が来ました。人の良さそうなおじさんでしたが、近所で最近リフォームやっているので、よかったら使ってください、とうちの家を見ながら売り込みです。
あいにく、うちは、3階リノベーションの真っ最中。しかも、もう既に、奥様の知り合いの何でも一人で工事しちゃう格安(?)職人さんと超スロー工事の真っ最中です。そんなちゃんとした工務店が参入できるような工事ではありません。
丁寧にお断りしましたが、私の家の玄関を見て「なにか、おしゃれなデザイナー物件のような。。。」というので、
「奥様が一級建築士なので。。。」というと、なるほど、と感心してお引き取りくださいました。
ちなみに、いらした方はほんとにひとの良さそうな現場監督風(格好も)なおじさんで、吉幾三のCMでお馴染みの新日本ハウスの方でした。担当物件の周辺の家を、一件一件営業して回るなんて、そして現場が終わったあとにその仕事をするなんて、まさに、演歌です。吉幾三魂です。

一級建築士自邸の巨大窓

そんなマイホームですが、デザイナーズ物件にふさわしい?大吹き抜けに螺旋階段。そして、その吹き抜けには、厄介なフィックス(ハメ殺し)の巨大な窓があります。
ま、開放的といえば、ものは言いよう、良い印象です。でも、そんなでかい窓があれば、冬は寒い。夏は日差しが入り込み暑い。汚れたら掃除も大変です。でも、窓掃除しないと、大きな窓は汚れが目立ちますし、大体、美しくありません。

一級建築士自邸。大きなハメ殺し窓
一級建築士自邸。大きなハメ殺し窓。掃除が大変です

そんな訳で、久しぶりに大掃除しました。すっきりきれい。ながめ抜群になりました。

すぐれものの窓掃除グッズ

この自宅に住み始めて少しした頃、この大吹き抜けの巨大ハメ殺し窓の掃除をどうするか?という難題が持ち上がりました。その時に解決策として購入されたのは、当時のナショナル(今はパナソニック)の”MADO PIKA”という窓掃除グッズ。

この商品の凄さは一言でいうと、部屋の内側から、窓の外側の掃除ができちゃうこと。パーツが2つにわかれています。そして、片側には強力な磁石が内蔵。この2つのパーツを窓を挟んで、その強力磁石で固定します。あとは、窓の内側からスイスイと動かすと、外側のクリーナーも一緒に磁力でくっついてきて、内側と外側を同時に掃除できるのです。これは便利。
既にパナソニックのサイトでは、既に生産終了の商品になっています
は?なんで?こんなすごい商品、なんでみんな使わないの?
そんな疑問がふつふつと湧くような、すぐれものです。アマゾンでは、旧式?のものしか見つかりませんでしたが、私が持っているものは、「ペアガラスボタン」がついていて、このボタンを押すことで、厚みがあるペアガラスの窓でもガチっと吸着、放しません。
この商品、家庭用の洗剤を軽くつけて水を含ませて使います。ゴムとスポンジのバランスがいいのか、うから順番にさっとひと拭き(というか、単に移動させる)すると、汚れがあっという間に落ちます。しかも、部屋の内側からやることで、外側も同時に綺麗に。
これは、もう、日本のテクノロジーですよ。なんでみなさんこれ使わないの??そして、なんでパナソニックさん、これやめちゃうの??
別の会社が同じ商品を作っているようです。楽天で見つけました。でも、ペアガラスボタンがない。。。うーん。復刻してもらいたいです是非!

一級建築士自邸。2階吹き抜け
2階の巨大窓のおかげて開放感たっぷりの一級建築士自邸。ただ、冬は寒いのです泣