断捨離でモノのないライフスタイルに転換できるのか??ミニマリストへの道

2018年11月7日ライフスタイル

片付けを始めた

うちの奥さま、最近、家の中の片付けに余念がありません。断捨離だと言っていろんなものを捨て始めました。
現在の世田谷区喜多見に住み始めて、18年くらいになります。
結婚したての頃に住み始めたので、お互い荷物も少なく、新築の家の中のはものがなくてすっきり。
一級建築士の奥さまのデザインした家の間取りは変わっていて、一般的な住宅の間取りで使われる「なんとかDK」というキーワードでは表現できません。一階には、作業場にできそうなほど広い納戸が贅沢に存在し、使わないものは何でもそこに入れておきます。
住み始めた当初は、普段生活するのに必要なものだけ、部屋のなかにある状態ですっきりとしていました。
しかし、年を重ね、年々ものが増え、子供が産まれて更にものが増えました。ものが増えたら、収納する為に奥さまがDIYで棚をつくり整理。そこがいっぱいになると、また、別の収納の棚をつくり、いっぱいにし、というのが続きました。
うちの奥さまは一級建築士で家で仕事をするので、建材のカタログや見本、検討のために書いた図面、ちょっとした木材の材料まで、いろんなものが増えやすいのもあります。

ものが多くて困るここと



ものが多いと、いいことがあります。何かちょっと趣味でお遊びしようとおもったときに、ごそごそと探しものをします。取ってあった気がする。あればラッキーぐらいの感じで探します。
結果見つけると、何年も使っていないものでも、突如として表舞台に立つ、と言うような事があります。そんな時は、あー、取っておいて良かったー、などとありがたく思うわけです。
でも、そんな事はそうしょっちゅうあることではないですね。そんなにしょっちゅう在るなら、そのモノは普段の生活に必要なもののはず。長く使っていなくて久々に役に立って初めて、あー取っておいて良かったー、としみじみ思うものです。
そんなケースよりも、むしろよくあるのは、今すぐ必要、見つからなきゃ困るってものが、探しても探しても出てこない。結果、一時間でも一日中でも、思い当たるところを探しまくり、時間を浪費する事。
これは、本当に精神的にも良くないです。必要なものが見つからないのは、イライラします。行き場のない怒りがこみ上げることもあります。

ミニマリスト・ライフスタイル

ですから、ミニマリストなライフスタイルは理解できます。共感も持てます。
モノが多いなかから、どうでもいい、その時限りのお宝を探し当てるような、極めてまれな喜び。
一方、限られた必要なモノだけが常に目の届く範囲にあって、モノを探し当てるとこに時間をかけない、平穏な精神状態。
後者を選ぶべきとは思うものの、それには、大きな気持ちの転換が必要です。
奥さまが断捨離に動き出しました。
これが、私の背中も押して、我が家の大きなムーブメントになるかも知れません。