大接近した火星を見ながら一杯!
2018年7月31日は最高に火星が接近
ニュースによると、7/31の夜が火星が最も地球に近づいた日だったようです。先週も火星のスマホ写真をアップしましたが、その時は手短に家の屋上からパシャり。
でも、31日は天気もよく、夜の気温がまずまずだったので、屋上にキャンプ用の椅子まで出してきて、缶ビールで一杯やりました。
火星に行ってるのはNASAだけじゃない
さて、最近の火星ネタは、火星の地下に液状の水の湖がある、というニュース。発見したのは、マーズ・エクスプレスというヨーロッパ宇宙機関の惑星探査機のレーダー観測によるもの。
実は、このマーズエクスプレス。出発したのは2003年。火星が地球に近づく周期は15年位なので、前回の大接近の頃に火星に向けて打ち上げられた探査機です。知らなかったー。
だいたい、私の火星探査の情報元は、ドキュメンタリー番組が多いのです。そういう番組は、NASAのネタが普通です。アポロ計画当時から映像によるメディア露出戦略のうまさなのか、広報担当がしっかりしてるのか、テレビプロデューサーがNASAにいるのか、働いいる人達が目立ちたがりやばかりなのか、知りませんが、宇宙ドキュメンタリーと言えば、NASAなのです。
なので、露出が少ないマーズ・エクスプレスは今回のニュースで初めて知りました。
マーズ・エクスプレスの着陸船は失敗
マーズエクスプレスは現在火星の軌道上を回っています。一方Wikipediaの情報によりますと、マーズエクスプレスの計画としては、ビーグル2という着陸船も計画されていました。でも、そちらは失敗。太陽電池パネルが全部開かずに通信が出来ない状態だったようですね。そして、ビーグル2画素の状態にあることを発見するのが2015年、NASAのオービターによるものでした。ビーグル2が失敗宣言されてから、その間、10年あまり。凄い長い年月です。
私の仕事はいつも一年先位の商品の話題に偏っているのですが、宇宙開発って本当に時間のスケールが違うと思います。
火星の気象状況もわかる
さてそうすると、いったい、何台のオービターや着陸船が火星を目指して、結果、今何台が現役なのでしょう?
今回の大接近した火星。うちでは望遠鏡もなく、肉眼で見ていましたが、奥様は火星の縞模様が見たいと言っておりました。
しかし、現在火星の気象条件は非常に悪く、星全体が雲がかったような状態(下図参照)。NASAのローバーのオポチュニティも最近のニュースで、この天候のお陰で太陽電池の発電が弱く通信出来ない状態に陥っているとありました。
あんな離れた星ですが、ちゃんと天候までわかってしまうのです。地下の液体の水まで見つかってしまうのです。
現在のテクノロジーでは、火星のテラフォーミングは無理??というニュースも飛び込んで着ました。とはいえ、人類が火星を乗っ取るのも時間の問題ですね!?