神田あじぐらなまこ屋のあんこう鍋でMBAの卒業祝い!?
和食で肉を選ばないと「あんこう」になる
私は、牛・豚・羊など四足の動物の肉を食べない生活を始めて、5年くらいになるかと思います。半分ベジタリアンです。しかし、魚、鶏肉は食べます。
久しぶりに、MBAのクラスメートと飲むことになったのですが、選んだのが「あんこう」でした。昨日、神田にある、「あじぐら なまこ屋」というお店で宴会。と言っても、私を入れて3名です。MBAの授業で、ビジネスプランをつくった仲間です。
私と、もう一人は同時期に、しかも2年も前に卒業しました。しかし、一人だけのんびり授業を取っていたので、ようやく今年卒業。その卒業祝いを名目に久々に3人集合した、という訳です。
私がお肉を食べないので、選択肢が狭まります。その上、一人は半年ほどスイスで生活をしていたので、和食にしようとのことに。余計に選択肢が狭まります。暖かいものを食べたい、という人もいて、さらに選択肢が絞られます。しかも、お祝いっぽいものを食べたかったので、カニとか、ふぐとか、候補をいくつか挙げた後、決まったのが「あんこう」。ちょうど11月くらいから冬にかけてがあんこうの旬の季節。あんこう鍋にはちょうどよい時期です。
あんこうのお店が入る店は、以前の職場だった
店を予約したのは、実は、祝われるはずの卒業生。いつも彼が宴会の予約部長なので、思わずお願いしてしました。卒業お祝いされる張本人が、神田あじぐらなまこ屋さんを見つけてきて予約してくれたのでした。
そうしたところ、もう一人の友達が以前、働いていたビルだったという偶然が発覚。今は大手製薬会社に務める彼は、以前はベンチャー企業勤務。その勤務先がこの「なまこ屋」さんが入るビルだったとのことでちょっとびっくり。なんという縁なのでしょう。
で、宴会でもそのベンチャー企業の話題が多くなりました。
ビルは古くからあるビルなのでしょうか。(だからこそベンチャー起業のオフィスとして使われていたのかと思いますが)このお店の作りもちょっと古くさい感じ。昭和です。お座敷でした、今時の掘りごたつではなくちょっと座りにくいです。入り口も、なぜか背が低い扉でかがんで入る入り口になっています。入りにくい。蔵をイメージしているのかな??
なまこ屋のあんこうは絶品だった
さて、なまこ屋さんのあんこうは、店主がキッチンにあんこうを吊るしてその場でさばくのがウリのようです。サイトの写真にもその写真がありました。新鮮アピールなのでしょうか。
我々が頼んだのは、あんきもポン酢や、あんこうの唐揚げ、そして、味噌ベースのあんこう鍋。
あんきもポン酢は、ぱさぱさした感じがなくクリーミーで絶妙な蒸し加減(?)。そして、あんこうの唐揚げ。義理の父があんこう好きでたまに市場で仕入れたあんこうで、唐揚げや、鍋をやることがあります。でも、私はお店であんこうの唐揚げを食べたのは実は初めて。もっと固い食感のイメージをしていましたが、なまこ屋さんの唐揚げは身がやわらかくてかなり美味しいです。
昨日は、ちょうど仕入れがよかったのか九州産のクエのお刺身もおすすめでひとさら3,000以上しましたが、お祝いということもあり、思わず注文。こちらも絶品でした。
そして、メインははやり、あんこう鍋。味噌ベースで見た目はこってりなのですが、食べるととてもさっぱり。薄味すぎるくらいですが、食べ進めていくと止まらなくなります。男3人ぺろっと平らげました。そして、その後は雑炊。お店の方が残ったスープで仕上げてくれるのですが、どうやって作ったのか、これまた最高です。
予想以上に大満足の宴会となりました。神田あじぐら なまこ屋。おすすめです。