まんがでわかる理科系の作文技術

ブログによる文章作成の習慣化

私は、いわゆる理系です。国語とか社会とかいう文系科目は嫌いで、大学受験もそれらを避けるようにして勉強していました。ただし、エンジニアとして就職してうん十年経った現在、仕事で文章を書くことも多く、しかも年々、文章で事を伝えることの重要度が増しています。
このブログを始めた一つの理由も、そんな理科系の自分が日常的に文章を書くことで、少しでも作文技術が向上し、正しい文章が楽にかけるようになることです。

「理科系の作文技術」という書籍

そんな中、会社で理科系の作文技術という書籍を紹介を受けました。

理科系の作文技術 (中公新書 (624))
出版は1981年で古い本で、大ベストセラーだそうですが、私は読んだことがありませんでした。
一方、まんが版というやさし目に書かれた本があります。エッセンスは「理科系の作文技術」の内容を用いてはいるものの、本当に重要と思われる部分をまんがでわかりやすく解説している本です。

まんがでわかる 理科系の作文技術 (単行本)
私は、まんがは全く読まない人ですが、だまされたと思って読んでみろ、と言われKindleで購入、読んでみました。
まんがでわかる…の方は、まんがとは言っても、すべての内容がまんがで書かれている訳ではないです。各章の導入となるストーリーがまんがで書かれていて、そのストーリーを補足するように、その章のテーマの作文技術の解説が入る、という構成。
これなら普段まんがを読まない私でも読み進められます。

仕事の文書の心得

Chapter01には”仕事の文書の心得”の章があります。

必要なこと「だけ」をもれなく記述

自分が注目したいポイントや気にしている事が、読み手が同じように必要としているとは限りません。また、自分が当然だと思っている内容は、相手からすると当然ではなく、それが本来伝えるべき「必要なこと」だという事も多くあります。
本書が説明する、必要なこと「だけ」をもれなく記載するのは、結構大変です。この点は「心得」として、肝に銘じておきたいポイントでした。
 

「読者」に必要のない「感想」

また、誰のための文章か?ということも常に意識したいです。
冒頭に、ブログを始めたきっかけが自分の文章力の向上がひとつの目的だと言いました。ですが、3ヶ月近く文章を毎日それなりに書いてみて、誰のための文章かの意識は結構変わりました。そして、ブログの文章と、仕事の文章は結構違うと改めて感じています。ブログの文章は、人に何かを説明することももちろん多いですが、感想や自分の思いを込めたいものです。
しかし、本書では、仕事の文章は相手のことを意識して、相手に必要のない「自分の感想」を入れるな、と教えます。
Chapter05には、「事実」と「意見」の違い、という話も感じましたが、書き手としての私は、書いてる文章一つ一つを本書のように意識していないです。改善すべき点だと思います。
 

文章構成の重要性

Chapter03は、文章の構成の話です。

文章のうまさより構成

説得する文章は、論理展開が明確で、すっきりと筋が通ったかたちに構成されている必要があります。文章の構成の章では、それを文章のうまさではなく論理的な文章の「構成」のほうが重要だとという表現で解説します。文章の構成とは、以下のように説明しています。

“何がどんな順序で書いてあるのか、その並べ方が論理の流れに乗っているのか、その並べ方が論理の流れに乗っているのか、各部分がきちんと連結されているのか”

構成が正しい文章が「読んでもらえる文章」である、と諭します。
私も、構成は普段から、意識しているつもりです。それでも自分の都合のいいようによじれていたり、自分が正しいと思っていても客観的に読むとずれていたりします。自分の書いた文章の構成を、なんの色も付けずに客観的に見直す。そういう訓練が自分に必要に思いました。

短時間でポイントが学べておすすめ

まんがが読まない私が、まんが本を読んでみました。ささっと仕事文章に重要な要素について短時間でまなびが得られて良い本です。
ちなみに、まんがの中で文章の書き方を教える「梶山聡」という男は、ザ・理系な感じで人当たりが悪く、ちょっといやなやつです。でも、かなり理系っぽく、理系の私からすると「いるよ、こういうやつ」って感じがすごくします。
自分もザ・理系なので、人のふり見て我がふり直そうと思いました(笑)。
 
 
 

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