なんと!「吹奏楽の聖地」普門館が閉館のニュース

2018年11月18日ライフスタイル

高校生時代の想い出

私は高校時代、北海道の東海大学第四高校で吹奏楽をやっていました。もう何十年も前のことになります。当時は北海道でも吹奏楽の最優秀高校で、毎年のように全国大会出場。私は、それを目指してわざわざ田舎の芦別市から札幌に文字通り移住して、東海大四に入って全国大会を目指したのでした。

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実は、現在も東海大四は、東海大付属札幌高校と名前を変えて、未だに全国大会の常連校のようです。指導者もなんと私が高校時代から変わっていません。井田重芳先生が未だに強力に、若き高校生を吹奏楽の全国大会に引っ張っていっているようです。

井田重芳先生は名指導者として、DVDや本まで出されているのですね。

吹奏楽の聖地、普門館

その吹奏楽の全国大会の会場と言えば、東京杉並にある普門館。高校野球で言うところの甲子園ですね。私もその舞台に高校1年と2年の時に立ちました(高校3年は受験のため、休部しました)。

そして、今月、普門館が閉幕のニュースがありました。

さよなら普門館、ずっと心に 「吹奏楽の聖地」歴史に幕

一般公開していたのですが、終わるまで気づきませんでした。高校のときは札幌に住んでいて、東京杉並は遠く、飛行機に乗らないと行き着けない、まさに聖地でした。一般公開、全然知りませんでした。今は、世田谷喜多見の自宅から1時間も電車に乗れば着きます。是非、行きたかったですね。

全国大会の独特の雰囲気

高校時代の話なので、私の普門館の想い出は、何十年も前の話になってしまいます。忘れていることも多いです。ただ、順番がやたら早く、朝の薄暗いうちからホテルを出てリハーサルをした記憶があります。

何度も出ているので、井田先生含め引率して頂いた方々は段取りがしっかりしていたのではなかったでしょうか。ホテルを出て、音出しして、そのまま普門館へ乗り込み、出演者の順路に従ってリハーサル室へ。確か地下じゃなかったかな。タイムテーブルが決まっており、前の学校が出たリハーサル室にわーっと入って、急いでまた練習して、時間が来たらステージ裏へ。

緊張と言うよりは独特の高揚感とでもいうのでしょうか。タイムテーブルに従ってステージへ向かう中で少しづつ集中力が高まり、最終的にステージへ。それまで地区大会から何度も何度も練習してきた曲。全国大会では流石に完成していますので、後はやるだけ、みたいな雰囲気です。

普門館で演奏したのはたった2回のことですが、とても貴重な体験。誰にでも出来る体験ではなかったなと今にして思います。

その吹奏楽の聖地普門館。歴史に幕です。さよなら普門館。