黄色のミニトマトでカレーを作る。家庭菜園の大量のトマトを消費する方法!
こんにちは!
連日猛暑が続く2020年夏の東京。暑い暑いとも言ってられず、夏バテ対策、熱中症対策をしっかりとりたい、しずかなかずしです。
体調はいかがでしょう?
夏はカレー。
カレーと言えば、ミニトマト。
ということで、東京都世田谷の我が家の小さな家庭菜園にも、どっさりと、夏のミニトマトが穫れました。しかも、今年は奥さまが黄色のミニトマトの苗を植えたようで、いくら待てども全く赤くならないミニトマトなのです。
この黄色のミニトマトは、そのまま食べると何かボソボソとした食感で、あまりトマト感がありません。
そういう時は、料理してしまうのが良いでしょう。
という訳で、カレーにしてみました。
題して、
「家庭菜園の黄色いミニトマトで作るチキンとアサリの本格カレー〜シーフード風味」
…みたいな感じ。
※お断り
この記事は、材料や工程を詳細に説明する「レシピ」ではありません。一応、材料や工程は写真付きでご紹介しますが、計量スプーン片手に料理をしたい方の参考にはならないかも知れません。
カレー制作の全行程の「雰囲気」を、動画も交えて「おれ、こんなことできるんだぜ!」と半ば自慢げに語る雑記ブログ記事です。あしからず。
市販のルーを使わないカレー
つくるのは、私にとってはあたり前ですが、市販のルーを使わないカレーです。
市販のルーを使わないカレーって、どうやってつくるの?
おいしいの?
という声が聞こえてきそうです。
市販のルーを使わないでカレーをつくるのが、我が家の「標準」ですが、
高1の娘に言わせると、うちのカレーは普通じゃない。普通のが食べたい。市販のルーで作ってくれ。
一方、奥さまに言わせると、めちゃくちゃ美味い。
このように、実は賛否両論です。
ついでに言いますと、市販のルーは(多分)小麦粉を使うので、トロッとした仕上がりになります。私はグルテンフリーを実践しておりますので、その理由もあって、市販のカレールーを使いません。詳しくは以下の記事もご覧ください。
カレー制作過程の動画
制作の過程を動画にしてみました。
以下では、動画の内容に合せて、解説を加えていきます。
材料(4人分)
いつもそうするように、今回は自宅にあった材料で作り始めましたので、その時々の味になります。したがって、再現性はかなり低いです。
- 家庭菜園の黄色いミニトマト: 小さめのボール一杯分
- 玉ねぎ: 1個半
- 鶏モモ肉: 1枚
- アサリ: スーパーの小さめの1パック
- 鯛のアラで取った出汁: 200ccくらい?(なければ固形ブイヨンと水でOK)
- ニンニク: 2片
- 生姜: 1片
- スパイス1
- クミンシード: 小さじ1程度
- カルダモン: 2粒
- 鷹の爪: 1本
- スパイス2(各適量)
- SBのカレー粉
- クミン
- ターメリック
- コリアンダー
- パプリカ
- シナモン
- バター: 大さじ1くらい
- サラダ油:適量
- 塩: 少々
- コショウ: 少々
- 醤油: 少々
- バルサミコ酢: 少々
- ハチミツ: 少々
- ヨーグルト: 大さじ2くらい
- 赤ワイン: 適量
- 白ワイン(鶏肉下味用、アサリ蒸し用): 適量
カレーの制作は気分で進めるのが常ですが、材料を書き下してみると、色々使っているな〜と我ながら少し驚きました。
作り方
玉ねぎを炒める
まずは、玉ねぎをみじん切り、ニンニク・生姜もみじん切りにします。
フライパンに油をひき、バターも溶かします。
弱火で、スパイス1を炒めて香り付け。
香りが出てきたら、ニンニク生姜も入れて、焦がさないように、香りが立つのを待ちます。
香りが準備OKになった頃合いを見計らい、玉ねぎをどーん、と投入。
とにかく、焦げ茶色になるまで根気よく炒めます。
手を放す場合は、弱火でたまにひっくり返してじっくり色を変えていきます。もし、フライパンの前に立ったまま玉ねぎと格闘する気持ちがある場合は、中火くらいでやったほうが早くできます。
トマトを加えてさらに炒める
玉ねぎだけで、こんなに黒くなるものか!?と思えるぐらい焦げ茶色になったところで、トマトを加えてさらに炒めます。もちろん、玉ねぎは真っ黒に焦げたところがあったら失敗です。
トマトを加えると、いったんねっとりとした感じになります。
しかし、ここからまた、格闘します。
炒めているうちに、油がフライパンにジワー、っと出てくるくらいまで炒め続けます。ジワー、っとくるくらいになる頃には、黄色だったトマトはカレー色に変わっているはずです。
スパイスを加えてルーを完成させる
SBのカレー粉を使おうと思ったら、量が少ししか残っていないので、他のスパイスを加えて自分調合しました。
クミン・コリアンダーをベースに、ターメリックをそれよりも少なめ、パプリカをそれよりもさらに少なめ、シナモンをほんの少し、くらいのイメージで調合します(この説明じゃ、わかんないよな…)。
クミンとコリアンダーなら、クミンのほうが少なめです。なぜなら、玉ねぎ炒めた時にクミンシードいれてるからです。
これらのスパイスを一旦何かで混ぜ合わせ、真っ黒になっている玉ねぎ・トマトのフライパンに投入。
弱火で香りが立つまで混ぜまぜします。
これで自己流カレールーが完成!
鶏肉を焼く
鶏肉は、食べやすい大きさに切って、ボールへ。そこに、塩コショウと白ワインを揉み込み、しばらく放置。
放置した後に、別の鍋でこんがりするくらいまで表面を焼きます。
ルーを加えて煮る
今回は、前の日にさばいた鯛のアラで取った出汁が冷蔵庫にあるではないですか!
これを使えば、シーフード感たっぷりのカレーになるのでは?!
という訳で、鶏肉の鍋に、自己流カレールーと、鯛の出汁を全て合わせて、煮込みの開始です。赤ワインも加えます。
味を整える
煮込みながら、塩、コショウ、バルサミコ酢、醤油、ハチミツなどで味を整えます。
また、カレーの完成に近づいてきたのを感じ取ったら、小さなボールにヨーグルトを取りよくかき混ぜた後に鍋に投入します。
One more thing…
お〜、冷蔵庫にアサリがある〜!
という訳で、アサリのワイン蒸しを別のフライパンで制作。
そして、アサリの出汁も含めて、大胆にもカレーに投入!
これが本日のOne more thing…。シーフード感を出していきます。
食べる
めっちゃうまかったです。
スパイスは、いつも大津屋スパイスで購入します。