Fire TV stick 4Kを4Kじゃない普通のテレビにつないだらこうなる!
こんにちは!
仕事終わりのAmazon プライム・ビデオ鑑賞が日課になりつつある、しずかなかずしです。
わが家では、Fire TV stick 4Kをリビングの4Kテレビで使っていました。
リビングの4K液晶大画面テレビで使い始めて、気づいたことを、以前このブログ「しずかなかずし」で記事にしたのですが、結構な反響を頂いています。
4Kテレビでもちゃんと設定しないと、4Kの最高画質で映らないことがある、という内容です。4Kを観ようと思って購入したのに、本当にその価値を享受しているのかは気になる方が多いのでしょう。
しかし、Fire TV stick 4Kを、今どきの4K液晶大画面テレビではなく、少し古めの普通のテレビにつなぐとどうなるのでしょう?これが、本日の記事のポイントです。
4Kコンテンツも問題なく見られる
結論から言います。Fire tv stick 4Kは、4Kじゃないテレビでも使えます。
つなぎ方は、4Kテレビの場合と一緒。Fire TV stick 4KをHDMI端子に接続するだけです。電源供給はテレビのUSB端子にUSBケーブルを接続すればOK。
ホーム画面は難なく表示されます。では、4Kコンテンツはどうでしょう?
Fire tv stick 4Kでは4Kコンテンツは"UHD"と表示されます。リビングの4K液晶大画面テレビでプライム・ビデオを観たときの視聴履歴が残っているので、フルHDの普通のテレビにつないでも4Kコンテンツが選べました。
以下の画面が、4Kコンテンツを再生したときに出たメッセージです。
TV(または再生機器)のHDMIポートは、4K Ultra HDの再生に必要なHDCP2.2に対応していません。このコンテンツは、TVサポートされている次に最高の解像度で再生されます。いくつかの4K Ultra HDTVでは、特定のHDMIポートのみがHDCP 2.2に対応しているのご注意ください。
つまり、HDCP 2.2に対応してないテレビなので4Kでは再生できないが、テレビでサポートされている(4Kの次に?)最高の解像度で再生される=みるには観れるよ、というメッセージです。
ちなみに、Amazonの公式サイトには、UHDのヘルプページというのがありました。
こちらのページを見てみたところ、接続されていテレビがHDCP 2.2という規格の要件を満たしているのかどうか、自動検知を行っているそうです。
Fire TV端末は、HDCP 2.2要件を満たしているかどうかを自動的に検知します。お使いのテレビがHDCP 2.2をサポートしているかどうかは、Fire TVのディスプレイメニューでも確認できます。
4Kコンテンツを選んだ時に全画面で表示される上記のダイアログ画面で「継続」ボタンを押すと、古いフルHDのテレビでも、そのテレビに合った最適な解像度で再生してくれます。
すばらしい!
一度この画面が表示された後は、もう一度UHDのコンテンツを再生してもこの画面は出なくなります。よって、4Kテレビにつないだときと同じ操作で4K UHDコンテンツを視聴することができます。ただし、テレビの解像度はフルHD。4Kよりも低い解像度ですので、当然映像のクオリティはそこそこです。
4Kが必要ないなら
私が4K版の Fire TV stickを購入した2018年の年末時点では、旧式のFire TV stick (4Kじゃない)が売られていました。Fire TV stick 4Kは、音声でコンテンツの検索ができるAlexa対応だったのですが、旧式は音声検索に非対応。
最初に記事を書いたときから時は流れ、2020年10月現在、音声検索に対応した4Kじゃない、Fire TV stickが新発売。
もし、フルHDタイプのテレビをお使いで4K解像度のコンテンツを観る必要はない、という方は、4KじゃないFire TV stick がお買い得ですね。4K版より2千円程お安いです。
Fire TV stick 4Kを4Kじゃないテレビにつなぐ理由
ところで、Fire TV stick 4Kを買ったのに4Kじゃないテレビにつなぐ理由ってなんでしょう?
我が家では、リビングとは別の部屋に4Kじゃない古いテレビがあります。2012年頃のモデルでフルHDタイプの液晶テレビです。フルHDというのは、かつての最新テレビで、デジタルテレビといえばフルHDが最新、という時代がありました。これにFire TV stick 4Kをつないで使いたいのです。
これができれば、リビングでAmazon Prime ビデオのコンテンツを4Kで見ていて、同じものをリビング以外の部屋でも観られます。Fire TV stick 一つ持って部屋を移動、別の部屋にあるテレビに指し直せば良いわけです。
簡単に設置場所の変更できるのがWiFi接続のいいところですね。
これがテレビのアンテナ経由で4Kの地デジ放送を観ようなどと考えると、そう簡単にはいきません。
「あの部屋、テレビ用のアンテナ線が壁に来てたっけ??」
みたいな、部屋の壁のアンテナ端子の探検から始まってしまいます。
ネット動画だけじゃない
実は、Fire tv stick 4Kを使うと、スマホ画面を大画面のテレビに映すことができるのです。
これはこれで便利。
例えば、スマホで取った写真を家族団らん、みんなでみる。などといった使い方ができるのです。大きい画面で写真をみるっていう使い方はなかなかいいものです。
iPhoneでも、Androidスマホでも、どちらでも可能。是非一度お試しください。
便利な使い方は、こちら↓で詳細に説明しています。
(2022/6月追記)この記事の元々の記事を書いたのは2018年でしたが、今2022年6月時点では4K対応のFire tv stick は第3世代で、Max というキーワードがついています↓
音にこだわるなら
さらに、Fire TV stick ならBluetoothに対応しています。Fire TV stickで視聴する動画の音声をBluetoothスピーカーで鳴らすこともできます。テレビのスピーカーは薄型化のために音が良くないですが、Bluetoothスピーカーなら、テレビのスピーカーよりも低音が強調されていい感じになります。こちらの記事もあわせてご覧ください。
他にもこんな商品があります↓