賃貸マンションのオートロック・インターホンをスマート化する。Comelitか?アイホンか!?

 

こんにちは!

 

最近、海外のさまざまなIoT事情を調べるにつれ日本は遅れてるな〜と実感すると同時に、ビジネスチャンスを感じずにはいられない、しずかなかずしです。

 

IoTとは、Internet of Thingsの略。

モノのインターネット、と訳すことが多いです。モノがインターネットにつながって機器同士がコミニュケーションしながら、便利な生活を送る事ができる世界。それが、モノのインターネットのあるべき姿なのです。

スマホの普及や、Google home 、Amazon Alexaなどのスマートスピーカーの登場も、IoTを加速させています。

 

みなさんは、ご自宅でどのくらいIoTしてますか??

 

我が家には、Google Home がありPhilips Hue電球があり、スマートロックQrioがあり…

すっかりこの手の品物が家庭に入り込んでいます

 

なんでもインターネットにつながり、いつなんどきも、スマホやスマートスピーカーに頼って生活する。このような世界はまだ発展途中かもしれません。
しかし間違いなく、一歩一歩、日々進化しているのです。

要は、住まいがさまざまな形で少しづつ「スマート化」しているのです。

 

 

と、言うわけで、本日は、生活に切り離せない、マンションやアパートのスマート化について考えて行きます。

リノベーションで最先端のドアホンを導入

奥さまは建築家です。現在、箱根のアパートのリノベーションの仕事をしています。

ここに導入する、エントランスのオートロックのシステムをどれにするか?と相談を受けて調べました。

 

今回、奥さまの意向としては、以下のようないくつかの要件があります。

 

  • エントランスのドアからの呼び出しに各部屋で応じられること
  • エントランスのドアのロックを各部屋から解錠できること
  • 見た目のデザインが先進的であること
  • 値段が安いこと
  • 火災報知器やその他の機能は不要
  • スマホでも応じられること

最後のスマホでも応じられることは最重要ポイントです。

IoTが進んできたご時世。アパートもリノベーションで最先端にしたい。玄関先に来客があったときに、例え自宅にいなくても、相手にスマホから応答できる。そんな夢のような賃貸物件を目指す、という訳です。

 

ドアホンの選択肢

使う側の人はあまり気にしないかもしれませんが、日本のドアホンの選択肢は多くありません

アイホン」というメーカー一択と言ってもいいかもしれません。国内のシェア5割がアイホンです。

ちなみにに、アイホンという会社は、AppleのスマホiPhoneと商標問題で争っていた、「あの」アイホンです。

 

インターホン業界シェア_アイホン
インターホン業界シェア(アイホン株式会社個人投資家向け説明会より)

 

最近は、パナソニックが頑張っているようですが、アイホンの存在感は大きいのです。

アイホン

アイホンもスマホから応答できるオートロックのエントランスシステムを導入しています。
しかし、これが可能なシステムはどちらかというとハイエンド。

アイホン株式会社 - VIXUS ADVANCE システム系統図より
アイホン株式会社 – VIXUS ADVANCE システム系統図より

10数戸のアパートに導入するには少し大掛かりです。
そもそも、アイホンは価格がそこそこします。それに、あまりかっこよくない

パナソニック

日本では、パナソニックもスマホ応答のシステムを販売しています。

ところが、パナソニックの製品は、室内の端末に携帯アダプターなる別売の謎の箱をつなぎ、その箱から有線(ネットワークケーブル)でルータにつなぐ必要があります。

ケータイWatchより。パナソニックドアホンの携帯電話アダプタ

イマイチかっこうが悪いです。また、各戸にルータがあるかどうかは住人が常時接続インターネットを契約するかどうかに依存します。
それはたぶん、導入しても使ってもらえないでましょう。

海外のドアホンシステム輸入する選択肢

仕方なく海外製の商品を選択肢に入れます。例えば、中国製品のネットショップサイト、Light in the boxというサイトでは、良さそうなドアベルが色々売っています

 

日本では見ないような商品です。
デザイン的にも、選択肢の幅がありますので、いいものを選べそうです。

 

日本と違う住まいの感覚??!

その中で、いくつか見てみたのですが、感覚の違いを感じました。

例えば、以下の商品。

 

一見すると日本のマンションのエントランスで良く見かけるテンキー入力の商品です。日本のオートロックのマンションだと、これに訪れたい部屋の番号を押して、ピンポーン!と呼び出すと応答してくれます。

きっとそんなシステムが組める商品なのだと、思いきや、少し違うよう。

 

呼び出しはカメラで確認できるのですが、あくまで一戸向け。テンキーは、ロック解除のパスワードを入れるもののようです。しかも、パスワードも何通りか設定可能。

 

つまり、こういうことです。

 

大きなお屋敷で、玄関の門まで距離があるとします。そんなお屋敷に、ゲストを呼んでパーティーでもしようかな〜。でも、パーティーの開始時間はちょっと外出先から戻るには間に合わない。
ゲストを門の外で待たせて置くのはなんだから、門開けて勝手に入ってもらおう。
などと考えて、ゲストように門のロックパスワードを設定。LINEで門のパスワードを教えておこう!

みたいな感じなのではないかと(妄想入り)。

 

これ、日本人の使い方じゃなくないですか??
ハリウッド映画の世界です!

 

そんな訳で、海外製品もキチンと中身を見極めないと、なんの用途のテンキー付ドアホンだかわからないのです。

 

そんなトラップに捕まりながらも、日本のマンションのエントランスで各戸の部屋番号入れる形の海外の商品を、いくつか見つけました。

 

以下でご紹介します。

 

Gbf SentryLink

カナダの会社のようですが、Gbfという会社のSentryLinkという製品です。
この商品のいいところは、

安くてシンプル

そして、タッチパネルによる先端感

GBF SentryLinkのサイトより転載
GBF SentryLinkのサイトより転載

 

接続方法は建物のネットワークルータにつなぐだけ。あとは、鍵のリレーにつなぐのと、電源だけ、というシンプルさ。

SentryLink_接続図
SentryLinkのシステム配線図(GBFのサイトより転載)

 

呼び出される方は、各戸にモニターを設置するのではなく、全て住人のスマホにネット経由で呼び出しする、というものです。本家のサイトにはビデオの動作説明があります。

スマホで受けて、鍵の解錠もスマホのアプリで操作ができます。

設定や登録はSentry Linkのクラウドサービス経由です。

 

カスタマーサポートともメールでやり取りしてみましたが、日本の電源でも使えますし、クラウドも日本から制約なく利用可能なんだそうです。

 

ただし、注意したいのは、月額料金がかかること。クラウドサービスにありがちですが、いわゆる定額制のサブスクリプションモデルなのです。一部屋$3.00/月です。

 

Comelit

次の商品は、イタリアのComelitというメーカーです。
日本のアイホンのようにラインナップは豊富で、さまざま組み合わせでシステムが組めるようになっています。

そして何よりすばらしいのは、さすがイタリア。工業デザインが美しいです。

Comelitのシステムカタログより転載
Comelitのシステムカタログより転載

導入には館内配線が必要ですが、2本のシンプルなケーブルを引き回すパターンや、ネットワークで使うCat5のEthernetケーブルを引き回すパターンでシステムが組めるようです。

 

パーツの組み合わせが豊富過ぎて、なかなか理解が難しいのが難点でしょうか。

 

Comelitの場合は、部屋にモニターを設置すると、モニターが部屋のルータにつながって、スマホアプリで応答するようなシステムが組めます。

ちゃんと調べてませんが、ネットワークケーブルで引き回すシステムにすると、部屋のモニターなしで、スマホアプリのみで応答するような使い方もできるらしいです。

 

こちらのメーカーに関しては、日本に機材を輸入して施工してくれる業者もいくつかあります。

 

 

まとめ

マンションのオートロック・エントランスで見かけるインターホン。普段何気なく使っていますよね?

 

国内市場はアイホンの独壇場。最近頑張ってきたパナソニックと市場の占有率は9割ともいまれています。普段よく見るインターホンはどちらかのメーカーの商品であると言って間違いありません。

 

そんな中、一級建築士の奥さまは、海外のシステムを国内の賃貸物件に導入しようとしています。

 

テック系の設備の調査は私の仕事。海外システムを調べてみました。

 

まだどの商品を導入するか最終確定はしていません。今のところ、デザインが優れるイタリアのComelitが魅力的。仕組み的にも、機能的にも申し分ないです。

 

導入したらまた、レポートしたいと思います。

 

あなたへのおすすめ

コメントを残す

関連する投稿

検索語を上に入力し、 Enter キーを押して検索します。キャンセルするには ESC を押してください。

トップに戻る
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。