自宅リノベーション、フローリング張りほぼ終了!?

2018年8月9日建築・リノベ

一級建築士の奥様の自宅リノベーション。どんな工事も一人でこなす職人さんとゆっくり進みます。

そろそろお盆で夏休みを取る人が増えてくるこの時期。職人さんもいったんお休みです。

うちの奥様が、子供とウィーンへ短期留学することもあり、工事も更にゆっくり進みます。

そんなかでも、ちょっとお客さんがきて、宿泊を予定してます。それまでにフローリングだけでも終わらせようと、一級建築士の奥様は、途中になっていたフローリング工事を再開。自分でフローリング張りを始めました。職人が居なくても工事は進みます。

自宅なら、施主が自分で失敗しても誰にも文句言われないので、奥様は気楽に色々始めてしまいます。本人も、この家は実験場だと、申しております。この実験結果を使って新しいお客さんを捕まえて、いいものを造って欲しいものです。

一級建築士自邸1階吹き抜け
18年経っても、人からはそう見えない、と言われる程、古びた感がない一級建築士自邸

今さら自宅の工事をした大工のスゴさを知る

一級建築士の奥様が建てた自宅は、18年前位に完成しました。いや。完成ではなく、三階部分は床が無かったので、未完成でした。

最近、奥様は、当時工事した大工さんの腕がよかった、といたく感心しています。どういう事かと言うと、自分で賃貸リノベーションの現場監督をしたり、自分自身でフローリングを張ったり、様々な現場体験が最近増えています。それらの体験を通じて、何が難しい作業で、職人によってどんな違いが出てくるのか、その感覚が、今更ながらわかってきたようです。

子供が生まれるまでは大手ゼネコン勤務でした。私が、「仕事勤めしてたときも、現場行ってたでしょ?」と言うと、大手ゼネコン勤務の時は、そうは言っても現場には別の現場監督がいた。細かいところは現場監督が見る部分。そんな細かいところは知らなかったと言います。よく言うと、分業がちゃんとできているということですね。

なので、今、自分で中古物件アパートを買って、デザイナーズ・リノベ物件に仕立て上げる仕事です。現場監督から実作業まで、色々やってるから、今更ながら現場を知ったようです。

うちを建てた大工のスゴさ

うちは、けっこう二階の床が変な形に結果的になっています。そして、区切りなく全部フローリング。端の方はずっと斜め。そんな工事も一寸の狂いもなくキレイにフローリングが収まっています。素人に毛が生えた奥様の技術でこれをやるのはけっこう大変です。また、天井に出ている長い梁も微妙に曲げてあるらしいです。どうも、こうしておくことで、下から見ると逆に真っ直ぐに見える効果を狙っているんだとか。そんな具合に、いちいち大工のこだわりと職人業が垣間見えるようです。

一級建築士自邸2階@しずかなかずし
フローリングが一直線。端は角度が斜めな部分が続く。

噂によると、施工した工務店が、施主が一級建築士の奥様なので、気を使っていい腕の大工をつけたんだとか。大したものです。一級建築士。

そんな自邸の工事はまだまだ続きます。


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