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Netflixオリジナル「世界の摩訶不思議な家」の楽しみ方

2018年10月9日エンターテイメント

(※画像は、Netflixオリジナル「世界の摩訶不思議な家」の予告編動画より)

Netflix版の「たてもの探訪」?!

最近、家で奥さまとテレビで、Netflixの「世界の摩訶不思議な家」という番組を見ます。
うちの奥さまは、一級建築士。しかも、知り合いの業界関係者などからも、建築好きだねー、と言われる程の建築好きです。
摩訶不思議な家という番組は、不動産投資のキャロライン・クエンティンと、建築家のピアーズ・テイラー氏が、二人で世界中の変わった建物を訪れ紹介する番組です。
Netflix版の「渡辺篤史のたてもの探訪」です。ただし、訪問するのは世界の国々です。日本の建物も紹介されます。
ただ、番組のタイトル通り、かなり奇抜な建物が多く、建築費は相当かさんでいるに違いないです。飛行機の翼を山奥に運んで実現したような建物も紹介されてました。
私は建築士でもないですし、仕事は全く関係ありませんが、建築は嫌いではないので、つい、こういう番組を選んでしまいます。

建物をみながらの夫婦の会話

取り上げられる建物が気に入ったものだと、一級建築士の奥さま、自分もこういうの建ててみたいと言います。今は、ワンルーム賃貸アパートのリノベーションみたいな仕事が多いので、ごもっとも。(仙川デザイナーズ・リノベ賃貸。入居者決定
かつては、大手のゼネコンで病院とか、工場とか大きなモノをやったり、知人から新築一軒家を請け負ったこともあります。この番組のような奇抜なモノを、あまり施主にとやかく言われずに自由に設計したいと言うのです。
そりゃ、そうです。
でも、中々そんなお金持ちの施主に出会う事もなく、また、頼まれるには奇抜な建物の実績も足りないでしょう。賃貸経営の施主が儲かるリノベーション・デザインを一歩一歩やっていこう、なんて地に足のついた話をします。

憧れのデッサン"力"?

そんな話しをしていると、番組では建築家のピアーズ・テイラーが、さらさらとデッサンを始めます。建物のどこかに腰かけ、解説を交えながら描くシーンがほぼ毎回登場します。
彼は、訪れたたてものの建築的な特徴や、その構造をペンで描き、クレヨンでさらりと色づけしていきます。

著名な建築家のピアーズ・テイラー。Netflixオリジナル「世界の摩訶不思議な家」より
著名な建築家のピアーズ・テイラー。Netflixオリジナル「世界の摩訶不思議な家」の予告編動画より

それが、いかにも建築家っぽく、美しいのです。プロの仕業です。
それを見た奥さまは、その才能をたいそう羨ましがります。奥さまは、絵があまり得意ではないのです。図面は書けます。手書きの図面も得意です。色々考えられた設計は、精巧な手書きの図面に余すところなく表現されています。
でも、プレゼン的なパースをサラッと描くような、「お絵かき」に苦手意識があります。むしろ、建築家ではない、私が小さな子供むけに描く絵に感心するくらいです。
ピアーズテイラーのスケッチに、うまいなー、といつも言ってます。

気づいたら、ネットコンテンばかり

そんな訳で、Netflixで、摩訶不思議な家を夫婦でみてしまいます。うちは、それほどテレビを見る家ではないです。録画もそんなに予約しません。地デジとか、BSの番組は、興味が湧かないものが多いです。
気がつくと、YouTubeとか、Netflixとか、Amazon primeなど、ネットコンテンツを見ています。
嗜好に合うものがすぐに見れるし、最近は、地上波など、アンテナから入ってくるコンテンツよりネットコンテンツの方が大画面で見るにはキレイです。
仕事柄特に、テレビの体験は変わりつつあるな、と感じます。