おいしい日本酒の銘柄が知りたければ、「石ちゃんのSAKE旅」を見よ!
こんにちは!
突然ですが、美味しい日本酒呑んでますか?
「日本酒をもっと知りたくなるWebメディアSakeTimes」によると、日本酒販売の数量は年々減っているものの、「特定名称酒」と呼ばれるこだわりの日本酒の出荷数量は2010年あたりから増加しているのだそうです。
つまり、こだわりの酒、高級な酒をみんなが求めている、というのが現代の日本酒市場をとりまく環境なのです。
特定銘酒が増えるのは有り難い、とは思うものの、では、数ある銘柄から自分にあった酒を選ぶのは難しのではないでしょうか?
そんな状況に陥った日本酒初心者の方。心配ありません。我らが「石ちゃん」、こと、石塚英彦さんが、そんな貴方にちょうどいいコンテンツに登場しています。
「石ちゃんのSAKE旅」とは?
Amazon Prime会員向けに提供されているPrimeビデオというネット動画サービスをご存知でしょうか?
その中の1つのコンテンツに、石塚英彦さんが全国の酒蔵をめぐって日本酒を紹介するAmazonオリジナルの「石ちゃんのSAKE旅」があります。
石塚英彦さんは、「まいうー」でおなじみのグルメリポーター。彼が「まいうー」と言いながら食べる料理は本当に美味しそう。そして、途中途中に入れる、気の利いた一言。元々お笑いタレントであったこともあり、一言一言ががくすっと笑えて、とても楽しい。
そんな彼が、日本全国の酒蔵を訪ねて、その酒蔵さんとのやり取りを通して日本酒を紹介。日本酒贔屓でなくても、「呑んでみたい」と思わせる食レポ、いや、呑みレポを展開。それが「石ちゃんのSAKE旅」なのです。
この動画で見たらその酒を指名買いしたくなること、間違い無しです。
石ちゃんが廻る酒蔵は、日本全国の名だたる銘酒を作る酒蔵ばかり。まずいはずがありません。日本酒初心者で、どれから取りかかればよいかわからない。そんな思いを持っている方は必見のコンテンツなのです。
SAKE旅のエピソードは全20タイトル。Amazon Primeのサイトからタイトルだけをリストにしてみました。(リンクは各酒蔵のサイトへ)
- 日本酒の常識をぶち壊した銘酒「獺祭」
- 最高ランクの日本酒を生み出した蔵元「黒龍」
- ライバルは世界のワイン「醸し人九平次」
- 希少!究極のオーガニック日本酒「月の井」
- 世界40カ国以上で売れている日本酒「梵」
- 女性杜氏が造る美酒「富久長」
- 流行に左右されない王道の熟成酒「菊姫」
- 古の技法を受け継ぐ酒「郷乃誉」
- 若き兄弟が醸すフレッシュな酒「陸奥八仙」
- 進化を続ける永遠の未完成「田酒」
- 香り酵母の求道者が辿り着いた酒「来福」
- 伝統と革新のコラボレーション「守破離」
- 岩手から世界へ伝統への挑戦「南部美人」
- 日本酒業界に一石を投じる酒「風の森」
- 京都伏見で一番小さな蔵が醸す酒「蒼空」
- お茶どころの名水で造る「志太泉」
- 日本全国の銘酒と美味いメシ 東京で石ちゃんとSAKE旅
- 日本全国の銘酒と美味いメシ 東京で石ちゃんとSAKE旅「和酒バルKIRAZ」
- 日本全国の銘酒と美味いメシ 東京で石ちゃんとSAKE旅「よかろうもん」
タイトルの銘柄だけ見てもうれしくなる日本酒動画が、Amazon Prime会員であれば追加料金無しで見られてしまいます。
一方、残念なことに全20エピソードあったタイトルが、Amazon Prime上でどんどん視聴できなくなっています。2022年2月末時点で、エピソード1から5までが「利用不可」表示に。加えて、エピソード6「富久長」は4日以内に終了、エピソード7「菊姫」は、11日以内に終了、と表示されているではないですか!
Amazon Primeから消える前に、是非、全巻視聴完了して下さい。
私の一押し「醸し人久平次」
私のお気に入りは、エピソード3「醸し人久平次」。残念ながら、既に視聴できない「視聴不可」コンテンツです。
この回は、チリチリ・ロン毛という出で立ちの萬乗醸造の久野社長とのやり取りが楽しい。ここで醸される日本酒は、フランス料理の三星レストランにもストックされるなど、古風な日本酒とは違った独自路線で脚光を浴びる酒です。
「石ちゃんのSAKE旅」は全編通して、その酒蔵の酒と地元の料理を合わせるグルメレポートが楽しめるのですが、特にこの回は、食事での会話もいい感じで盛り上がります。社長の人柄がよく判る、本当に呑んでみたくなるコンテンツに出来上がっています。
私は、この酒を友人からのススメで知りました。というより、石ちゃんのSAKE旅も飲み友達であるその知人から教えられたものです。
私は東京世田谷に住んでおりますが、この名古屋の酒はどこで買えるのだろうと、探していました。そしで、意外にも、隣駅の成城石井で扱っているい事を知り、即買いしたという記憶に残る銘柄です。
ただし残念ながら、古風な山廃仕込みを好む私の日本酒の嗜好に対して「久平次」はちょっとモダンすぎました。フランス料理とのマリアージュを目指す新しいスタイルの日本酒に、私の感性はまだまだ追いついていないようです。石ちゃんの美味しそうな飲みっぷりと食べっぷりだけを楽しむことにしましょう〜。
Primeビデオから消える前に観よう!
Amazon Prime Videoから早晩消えてなくなりそうな、「石ちゃんのSAKE旅」。ぜひ、「利用不可」表示になる前に見られるエピソードをみて、日本酒の新たな世界を体験してみて下さい!
以下、各エピソードで扱われた銘柄をリストにしてみました↓(ネット通販って便利ですね)