狛江の籠屋(秋元商店)で銘酒を探す。家から徒歩圏内にこんな場所があったのか〜
こんにちは!しずかなかずしです。
日本酒呑んでますか?
2月中旬にグルテンフリーの食生活を始めてから、そろそろ3ヶ月になろうとしています。
グルテンが含まれるビールも止めて、飲むお酒の種類も変わってきています。ワインは昔から好きで呑んでいましたが、最近ハマっているのが日本酒や芋焼酎など、麦から作らないお酒です。
お酒も原料を理解して選ぶようになり、改めてさまざまなお酒の良さを再発見している今日この頃。
そんなとき、奥さまが先日テレビ番組「ポツンと一軒家」で紹介されていた「鳥飼」という米焼酎が呑みたいと言います。
販売しているお店を少し調べてみたところ、お隣の狛江市にブルワリーまで併設する酒屋があるではないですか?!
私は世田谷区喜多見に18年以上住んでいますが、こんな酒屋の存在を全く知りませんでした。自転車でも良かったのですが、天気も良かったので早速、歩いて行ってみました。
籠屋(秋元商店)
小田急線の喜多見駅から徒歩25分。最寄りの和泉多摩川駅からでも20分程かかる場所に、籠屋というその酒屋はあります。決して立地は良くないです。どんな人がここまでお酒を買いに来るんだろう?と不思議になるような場所にあります。
創業は明治35年。つまり、117年前からやっている酒屋さん。
店員さんと話をすると、こういった町の酒屋さんはどんどん潰れているとのことで、成城学園の駅前にあった酒屋さん(宮崎屋球三郎商店)も最近店をたたんだとか。そんなご時世ですが、駅前からも離れていて立地が良くない籠屋さんはかなり頑張っている部類の酒屋です。
それもそのはず、品揃えがすごい。こだわって仕入れているのであろう、お酒の種類。売っている店員さんも、お酒それぞれに対して誰が作ったかもよくご存知のようです。
下の写真は隣のレストランの壁に貼ってあったパンフレットの一部。
1階は焼酎やワインが所狭しと並べられており、試飲も数本用意されているのがうれしいところ。
圧巻は2階の日本酒売り場。
ゆったりとした店内のすべての壁を覆うように一升瓶が並べられています。
店員さんもお酒に詳しい方が多く、おすすめしだしたら、全部説明しちゃいそうな勢い。(内心)結局全部イケるってこと??どれがオススメなのか分かりません(笑)
籠屋たすく
酒屋さんの横にはモダンな建築のレストランがあります。籠屋たすくは酒屋併設のレストラン。同じ建物の中に、ビールタンクが。
ここは店の周辺は住宅街。畑もあるような、駅から離れた場所。そんなところに、突如として、こんなおしゃれな建物が現れます。奥さまと私は、食事するつもりもなかったのですが、酒屋さんで店員さんにおすすめされるがまま、こちらのレストランで日本酒の3種味比べセットを注文することに。
購入したお酒
米焼酎「鳥飼」
奥さまの目的だった、米焼酎が「鳥飼」。
焼酎が嫌いな奥さま。しかし、ここのところ、グルテンフリーな小麦を食べない食生活でお米の美味しさ再発見中。そんな時に、テレビ「ポツンと一軒家」の中でポツンと建っている工場で生産されている様子が放送されると、このお酒が気になりだした様子。
籠屋さんで見つけて早速購入。
ロックでも、お湯割りでも臭みのない米の甘い香りが楽しめて、とても美味しいのです。
芋焼酎「鶴見」
実は、以下のyoutubeビデオを見て、私が最近気になっていた芋焼酎が「鶴見」。
どこで手に入るんだろう?と気にしていたところ、こちらの籠屋さんに売ってました。一升瓶を歩きで持ち帰るのはちょっとつらいかと思いつつ、買ってしまいました。
無濾過というところが気になっていますが、まだ試しておりません。
日本酒「天青」
籠屋たすくで3種類の日本酒飲み比べをした中に入っていたひと品。
なんと醸造所は、神奈川県は茅ヶ崎。
神奈川県で日本酒?
いや、これがまた、ちょっと甘めで冷やして呑むと実に美味しいのです。
喜多見からの道順はこちら
駅から世田谷通りを越え、住宅街を抜けていく感じです。