小田原「江嶋」のくき茶が旨い。小田原に行ったら老舗のお茶屋さんへ!
こんにちは!
「最近テクノロジーネタが多くて、しずかなかずしブログ飽きてきたわー」なんて思ってくれるほど、人気なメディアになったらすごいな、と妄想してみた、しずかなかずしです。
本日は、テクノロジーネタではありません。
久しぶりのグルメネタです。お茶を取り上げます。
お茶といえば、海苔。海苔といえば、お茶。などと連想できるあなたは、一流ですね。
その発想は、ちゃんとお茶屋さんで美味しいお茶を購入している方にしかできないはずです。
昔から、なぜかお茶屋さんに海苔があります。
現在のように梱包や流通が発達していなかった時代。乾燥が必要なお茶や海苔を管理するのはちょっとしたテクニックだったのでしょう。
そのため、乾燥を保って保管できる特殊技術を持つお茶屋さんに、同じような特性の海苔が置かれている、という事情があったようです。
私が以前投稿した「森傅の海苔」がパリパリで美味しいという下記の記事。意外とみなさんに読まれているようです。ありがとうございます。
こんな流れで本日は、海苔の連想相手の「お茶」を取り上げてみたいと、このように思っているわけです。
小田原の老舗「江嶋」
昨年から箱根・小田原方面の不動産に関わりがあり、週末にそちらに出かけることが増えました。
小田原といえば、かまぼこや干物などが有名です。しかし、そんなメジャーでテッパンのお土産には目もくれず、小田原駅周辺に老舗のお茶屋さんを見つけました。
小田原の駅からは少し離れていますが、なんとも歴史を感じる佇まいの建物がそのお店。
「江嶋」というお茶屋さんです。
以前、このブログでも、小田原近辺を探索した記事を投稿していました。その時は、建物が改修工事中。店舗は少し離れたビルで運営していたんですね。
今(2020年3月時点)は店舗の改装も終わり、新しくきれいになっています。店内は広く、ゆったりとしたつくりで、お茶だけではなく、海苔、茶器や雑貨などがきれいに並んでいます。
店内にいるだけでワクワクするお店です。
おすすめは「くき茶」
お茶の種類は豊富です。私も何度か江嶋さんに訪れ、その度にお茶を何種類か購入しました。
そして行き着いたのは「くき茶」です。
これがいちばん美味しいです。他にはない味ですね。
江嶋の「茎茶」は、香り高く美味しいです。
くきをメインにしたお茶は、加賀の棒茶っのが有名ですが、江嶋のお茶も、加賀棒茶を思わせる甘い感じがたまりません。
そして、どうでしょう。この、シンプルなパッケージ。
この飾りのない感じ。なんでしょ?
中身がいいから、パッケージは敢えて凝らない。そんな感じでしょうか。
江嶋さんのサイトの解説ページには以下のようにあります。
煎茶や玉露を作る時に出る茎で作られたお茶。
濃い緑色で味も濃くお茶の成分が凝縮されているのが特徴です。
葉茶と比べると、爽やかな香りと深い味わいを楽しめます。他のお茶のように二煎・三煎と飲むことはできません
お茶の成分が凝縮されている。だから、香り高く病みつきになるお茶なんですね。
ちなみに、パッケージの中は窒素が充填されてるとお店の方が言ってました。それは、お茶のパッケージ一般的な話かも知れませんが…
というわけで、小田原へお越しの際は江嶋によってみてはいかがでしょう。
江嶋のお茶はネットで買えませんので、ネット注文できる加賀棒茶をおすすめしておきます。
また、海苔の投稿で解説した、森傅の海苔もおすすめ。